麻雀

【初心者向け】麻雀役の作り方【よく出てくるアガり役限定】

2020-11-27

麻雀にはたくさんの役があり、初心者にそれらすべてを一気に覚えるのは難しいということで、前回は実践でよく出てくる順に10コの役を厳選してご紹介しました。

でも、「役を覚えたのはいいけどどうやって作っていけばいいかもう少し具体的に知りたい」という人のために、役を作っていく過程を難しいところを省いてできるだけ分かりやすく解説していきます。

この記事を読んで理解すると、そのときの手牌からどんな役を狙っていけばいいかの構想や手の進め方までスムーズにおこなうことができるようになります。

麻雀役10選

前回ご紹介した麻雀役10選の記事は下記になります。おさらいしながら今回の記事を読みたいという人はぜひどうぞ。

【初心者向け】押さえておくべき麻雀役まとめ10選【解説つき】

役の作り方のコツ

リーチ

リーチの役をつけたいときは、ただひたすら鳴かないで手を進めることです。

「鳴かない」というのは他の人の捨て牌をポン・チー・カンしないことで、つまりは自分のツモ(自分が持ってくる牌)だけでテンパイ(アガり牌がくればアガれる状態)までもっていく必要があります。

ということは他の人の捨て牌に頼ることがまったくできないので、できるだけ効率よく進めてできるだけアガりやすい形にすることが一番の近道になります。

効率よく手を進める方法は、下記記事の「はやくそろえるコツ」から「待ちはリャンメンがアガりやすい」の項目に載っていますので参考にしてみてください。

【これさえ覚えておけばOK】麻雀初心者のための基礎知識と基本ルール

狙いどきとしては、どの役も作りにくい、待ちがリャンメン以外のあまりよくない形のときなど。とにかくリーチをかければそれだけで役になるのですから、ここが利点なわけです。

役牌(やくはい)

役牌は鳴かずに役を作る機会は少なく、誰かの捨てた牌を鳴いて(ポンして)アガることが多くなります。(上図参照)

役牌は字牌で、常に4枚しかないうちの3枚を集めなければいけないためです。

ということは、逆にいえばすでに他の人が2枚も3枚も捨てている役牌があるとすれば、1枚大事に持っていても3枚集めることはできません

役牌を狙うのに適した状況は、この役牌のタネになる字牌が自分のところに1、2枚あり、他の人があまり捨てていないとき。

特に役牌であれば自分で2枚まで集められているなら3枚集めるのは難しくないことが多いのでチャンスと言えます。

注意したいのは、同じ役牌を自分と他のひとりが2枚ずつ持っているとき(この状況を「もちもち」と呼んだりします)。

お互いに3枚目を待っている状態なので、どちらかが捨てない限りはいつまでたってもそろわない役牌になってしまいます。

また、役牌はそれ自体の役だけでは点数が高くなりにくいため、高得点を狙う状況には不向きかもしれません。

タンヤオ

タンヤオは1・9・字牌さえ使わなければ他の制約はないので、強引に狙ったとしても割とスンナリ形になります。

136枚ある麻雀牌の中でとにかく2~8の牌(84枚)だけを使って手を作ればよく、難易度自体が高くないからです。

メンツは上図のマンズ345のような同じ種類の連続した数字の並び(シュンツといいます)でもいいし、ソウズの222のような同じ牌が3枚の集まり(コーツといいます)でもOK。

鳴かなくてもいいし、鳴いてもOK。

その代わりと言ってはなんですが、役牌同様それ自体の役では点数が低く、役を複合させたりドラを使ったりしないといけないので、高得点狙いには不向きかもしれません。

ピンフ

ピンフはタンヤオや役牌とは逆に制約が多い役です。ですが使える牌が数牌すべてなので136枚中108枚で手を作ればOK。

制約が多いといいましたが、文字で見るとちょっと複雑なだけで、制約ひとつひとつはそんなに難易度は高くありません。

特に変わったことをせず普通に手を進めていけばピンフへの足取りにはなります。順を追って説明します。

まず、雀頭(俗称アタマ。赤丸1)を役牌以外にする必要がありますが、34種類中の27種類のどれかにすればOKなので全然難しくありません

メンツ(3枚1組の集まり。青丸2~4)はすべてシュンツでなければいけませんが、コーツ(4枚中の3枚)を作るよりもシュンツ(12枚中の3枚)を作るほうがはるかにメンツになりやすいのでこれも問題なし。

待ちがリャンメン(23とあってその両側の1と4がアガりになる待ち。青丸5)というのも、待ちの部分を23・34・45・56・67・78のいずれかにするだけなので難しくありません。

リーチをかけなくてもアガれますし、複合できる役が多いのも助かります(10選の役の中では、役牌とトイトイ以外すべて複合できる)。

ですから、リーチをかけずにひっそりとピンフだけの低い点数でアガることも、たくさんの役を複合させて高い手にすることも可能。

状況を選ばず、難易度も低く、いろいろな戦略を狙えるところにいつもいる万能役という位置づけがふさわしいのがピンフです。

ツモ・一発

作り方はリーチとほぼ同じと言えます。つまり鳴かないで(人の捨てた牌をポン・チー・カンしないで)手を進め、アガりやすい待ちにすることです。

リーチと正反対なのは、自分で役を確定させることができないということです。

とりあえず鳴かないでおけばかけられるリーチに対して、ツモと一発に関しては他の人が出したアガり牌でアガってしまえばツモではなくロン。リーチをかけてから1巡以内でなければ一発はつきません。

ですからリーチやピンフのとき以上にアガりやすい形を意識しなければいけなくなります

そのうえで、ツモってくるまでの時間稼ぎとしてリーチを使い、他の3人にプレッシャーをかけることで他の人がアガり牌を捨てるのをやめさせてツモを狙う

逆に他の人も手が進んで自分都合だけで打ってきそうな中盤あたりのタイミングを見計らって一発ロン狙いのリーチをかける

偶然性が強いツモや一発の役を自分の意志で狙うとなると、そういった自分なりの工夫も必要になってくるでしょう。

ホンイツ

ホンイツは「マンズ・ピンズ・ソウズどれか一種類+字牌」と必然的に牌の種類にかたよりを作る役なので、手牌がその傾向にあるのなら自然な流れで狙うことができます。

例えばスタートの時点でマンズやソウズが少なく、ピンズや字牌が多めだと判断できるときにはホンイツを意識して積極的に狙っていっていいと思います。

上図のような配牌(スタート時点での手牌)で西をツモってきたとき、「マンズとソウズが少なめ」「ピンズと字牌が多め」と気づければホンイツがイメージできますね。

さらにマンズは1・9と孤立しており、メンツになりにくいハシの牌。ソウズもピンポイントで7ソウを持ってこないとメンツとして活かせないような悪い形。

そこまで分かればマンズ・ソウズは切り飛ばしてもOKかなと判断がつきますし、西が2枚になったからといって東や南に手をかけることもなくなるはずです。

マンズ・ソウズ・ピンズの種類に大きなかたよりがみられる場合はホンイツが狙えるかどうかをひとつの可能性として考えるのもいいですよ。

イーペーコー

イーペーコーもどちらかというとツモや一発と同じように意識的に狙いにいくような役ではないのですが、手作りのコツとしては「連続した数牌のペア」に気づけるかにあります。

上図を少し並び替えてみます。

どうでしょうか?「同じ種類・同じ数の並びのシュンツが2つ」あるとき、並び替えると「連続した3組の数牌のペア(ペアの部分はトイツといいます)」になりました。

このことに気づけるようになると、例えばピンズ部分を33・55というトイツでもっているとき、ただの「トイツ2つ」の見方以外に「4ピンがくればイーペーコーが狙える」と分かります。

「連続した数牌のペア」が見えるときにはイーペーコーが視野に入ってくることも忘れないようにしましょう。

三色同順

三色はホンイツのようにかたよりのある役です。

「え?どこに?マンズ・ソウズ・ピンズをまんべんなく使っているのにかたよりなんてないのでは?」と思うかもしれません。

たしかに色(マンズ・ソウズ・ピンズ)のかたよりはありません。でも数のかたよりがありますよね?

上図の場合234の三色なので、マンズ・ソウズ・ピンズの234というシュンツにかたよりができます

4メンツしかないうちの3メンツが234のシュンツになっている。実はこれは結構なかたよりです。

つまり三色を狙うときのコツは、メンツになる前の段階でマンズ・ピンズ・ソウズのどのシュンツの並びにかたよりができそうかを探っておくことです。

例えば上図のような手。どうですか?気づけましたか?

冷静に「数のかたより」を追ってみましょう。マンズ・ピンズ・ソウズの中で共通する数のかたよりはどのへんになるかというと、ズバリ456の部分です。

5ピンツモでピンズの456メンツができたことでハッキリ見えてきたのは、このあとマンズは5、ソウズは4を持ってくることでそれぞれ「456」の並びができること。

この気づきを大切にすると、「このへんの三色ができそうだな」というのがもっと前の段階で分かるようになり、感覚が鋭くなります。


トイトイ

トイトイは狙いやすく、また作り方も比較的簡単です。トイトイはメンツすべてをコーツ(同じ牌を3枚1組)にする役でしたね。

では、コーツの一歩手前はどんな形でしょうか?上図のようなコーツから1枚なくなったら?2枚1組のペア、つまりトイツになります。

ということは自分の手の中にトイツが多くある、コーツもあるといったときが作りやすいのです。

加えてトイトイは鳴いてもいい役なので、とりあえず自分の手の中にトイツが5つあればトイトイのタネは充分で、他の人の捨て牌をポンしたりしながら完成させることは簡単なのです。

ですからトイツやコーツがやたらと目立ってきた、シュンツがなかなかできない、スピードも上がらないといったときには、ポンの助けを借りながらのトイトイを照準に入れていくと割とうまくいきます。

とはいえ、せっかく他の人の助けを借りながら作ったトイトイも、他の役を重ねないとなかなかに低い点数になってしまいます。

高得点を狙うならホンイツや役牌、ドラといったところもからませないといけません。

まとめ

どんな役があるかを知り、その役はどうやって作るのが適切かを知ることで、そのときに狙えそうな役・狙えなさそうな役が分かります。

総合的に見ることでどの役とどの役が重ねられるかを探ることができ、点数の高低もある程度イメージして打つことができるようになります。

あとは反復で知識の定着をして、実践でさらに慣れていけば自在に打ち分けられるようになりますよ。

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