2021年の今年は、元々の祝日からひっそりとお引越しをしてしまった日が3日ほどあります。
カレンダーの修正が間に合わず、修正前のままの日づけのものが多いと思われ、「なんか祝日が違うっぽいけど?」と疑問を持たれた人がいらっしゃると思います。
そこで今回は、修正後のカレンダーを紹介していきながら、祝日が移動する理由や修正が遅れた理由、今年の祝日のトータル日数についてまで解説していきます。
修正後の祝日がどうなっているのかを確かめて、今後の仕事のスケジュールや休暇の過ごし方の予定を立てるのに役立ててほしいと思います。
コンテンツ
修正後のカレンダー(画像つき)
とにかく、まずは修正後のカレンダーがどうなるのか、画像で見ていただきましょう。
カレンダーの画像を提供くださったのは、無料フリーイラスト素材を扱っている「Frame illust」(https://frame-illust.com/)さんです。ありがとうございます!
・・・というわけで7月は4連休、8月は3連休という人が多くなる年です。当てはまる人、おめでとうございます!
祝日を移動するのはなぜ?
祝日の移動についてですが、今年東京で夏季オリンピックを開催するにあたって、次のような目的で改定されました。
ポイント
- 次のみっつをバランスよく満たす条件を作りだすため
- 選手・観客の移動をスムーズにする
- 経済活動を活性化させる
- 市民にいつもどおりの生活を送ってもらう
あえて祝日をかためたのは、オリンピック開幕式の7月23日、閉会式の8月8日前後に連休を作ることで都心部の混雑を少なくすることが狙いです。
なんで祝日変更が遅れた?
祝日の改定は国会の審議で決めていくのですが、与党(総理大臣グループ)と野党(総理大臣に対抗するグループ)が別案件であーでもないこーでもないとダラダラしていたためです。
年末までグダグダしていたので修正が間に合わず、カレンダーを作る人たちや私たちに多大な迷惑がかかりました。
だってそのせいで祝日が移動したことを知らない人もたくさんいるわけですから。国民の代表である国会議員がなにをしているのやら。
祝日の移動は今年だけ?
さきほど触れたように、東京オリンピックの開催に関係する措置なので、今年だけの特別な移動になります。
祝日は増える?減る?
みっつの祝日が移動しただけですので、年間トータルの祝日の日数は変更前と変わりません。
ただ、祝日がかたまったり振替休日ができたりと、どこか得をした気持ちにはなると思いますが。
その代わり10月の祝日はありません。
それと誰も求めていないとは思いますが(笑)、それぞれの祝日がどこからどこへ移動になったのかを書いておきます。
- 海の日【7月19日→7月22日】
- 山の日【8月11日→8月8日】
- スポーツの日【10月11日→7月23日】
まとめ
おそらくですが、こういった祝日移動の特別な措置は今世紀はもうないでしょうから、この時代を生きる私たちはある意味貴重な経験をさせてもらっているのかもしれませんね。
では、引き続き今年もコロナウイルスに留意しながら、健康に過ごせるようにしていきましょう!