副業ブログを書いているけど、あまりうまくいっていない。
人気のあるブログみたいにできればいいんだけど・・・。
どんなブログにすればベストだろう?
こんな疑問にお答えしていきます。
人気のあるブログに共通する特徴とは?
また、副業ブログを運営するにあたって、どんなことを心がけていけばいいのか。
なかなか難しい悩みを解説していきます。
コンテンツ
答え:二刀流
人気のある副業ブログのようにするためには、「二刀流」を実践することです。
副業ブログを頑張っているあなたには、まず「ブログ」という特徴があります。
そこにプラスアルファで特徴をかさねてみましょう。
例えば、ブロガーのクロネコ屋さんは、現在大きく「ブログ」と「NFT」という柱を持って活動しています。
TwitterはじめSNSも有効利用されていらっしゃる。
また元々文筆家ということで、文章に関しての知識や表現力が突出しており、これも大きな特徴のひとつ。
よく見かける「ブログ×NFT」。あるいは、「ブログ×SNS」といったような形であらわされているもの。
つまり、いわゆる「掛け合わせ」というのが現在主流になりつつあり、欠かせないポイントになっています。
では、なぜ掛け合わせが欠かせないポイントとなっているのか、解説します。
掛け合わせの必須理由3つ
ポイント
- ブランド
- 個性
- 差別化
ブランド
掛け合わせで自分のブランドを打ち出す。
例えば、ブログの記事ひとつを読んでもらったとしても、そのブログの特徴や全体像はつかみにくいものです。
ですから、まず最初の時点で特徴を打ち出すのです。
私かむであれば、「ブログ×製造業」、「ブログ×人間関係」、「ブログ×文章力」など。
プロフィールにでも貼っておけば、私がどんなことについてブログを書いているのか、ユーザーが一発で分かる。
製造業を打ち出せば、現在製造業をしている人、興味がある人、これから始める人が見にきてくれると見込めます。
Twitterならハッシュタグのような、書き手の特徴が一発で分かる肩書き・ブランドのようなものとしての利点があります。
個性
掛け合わせで自分の個性を打ち出す。
掛け合わせは実はブログの特徴だけではなく、書き手個人の特徴までも打ち出すことができます。
例えば、Twitterのネームとして、「かむ@40代ブロガー」としてみたり、「かむ@麻雀大好き」としておく。
すると、ネームを見ただけで「この人は40代のブロガーなんだ」とか、「麻雀好きなんだ」というのが分かる。
結果、同年代の人や麻雀が好きという共通点を持つ人が見にきてくれると見込めます。
数多くの記事を読むことでしか知りえない書き手の特徴を、前置きとして短いフレーズで分かりやすく見せておくことが可能です。
個人ブロガーの個性を打ち出すかどうかについては賛否あると思います。
しかし、語っている人が一体どんな人なのかはとても大事。
自分が読み手(買い手)だとして考えてみてください。
ブログに用意されたお悩み解決アイテムそのものの信用性ももちろん大事ですが。
なによりも、「ブログの文章を書いている人が信頼できる人なのか。」って気になるところじゃないですか?
信頼できるかどうかの判断は、その人の内面を見てみないと分からない。
つまり、ブログにも自分の内面を見せるような部分は必要だってことです。
差別化
掛け合わせで差別化をおこなう。
さきほど、個人ブロガーとしての視点から解説をしましたが、まずは「企業」か「個人」かの差別化から。
企業や公的団体のブログと、個人ブログの一番の大きな違いと言えば、「理念の統一化の有無」でしょう。
例えば、企業であればその企業のブランドイメージや経営方針などに焦点を合わせなければいけない。
個人的な意見や見解をまじえてしまっては、企業のブランドイメージや経営方針と異なる可能性がありますからね。
悪く言えば、足並みはそろえておかなければならないのが企業ブログ。
ところが、個人ブログにはそれがない。
自分自身の理念が、そのままブログの理念。
打ち出すものがブランドでも個性でも、打ち出せばそれが差別化につながる。
ひとつしかないブランド、ひとつしかない個性になる。
「ありきたりのブログじゃないから見にいこう」「あの人だから買おう」って信頼してくれる。
そして実は差別化ができていると、多くの個人ブロガーの中であなたのブログが「アレ?これ変わってるな」と目につくんです。
つまり「個人ブロガー」というカテゴリに埋もれることなく、注目してもらうきっかけにもなりうるということなんです。
掛け合わせの例
ここまで掛け合わせの重要性について解説してきましたが、「どうもホワホワしてて分かりにくい」っていう人、多いんじゃないかと思います。
そこでここからは身近な掛け合わせの例を見てもらって、イメージをふくらませてもらいたいと思います。
芸人
芸人は「人を笑わせるプロ」ですから、その職業に就いている時点で才能のかたまりと言っても過言ではありません。
ですが、近年のお笑い界は純粋に芸だけ渡っていくのは難しいらしく、工夫のあとが見られるんですね。
例えば、「家電にくわしい芸人」「歌がメッチャうまい芸人」「料理が得意な芸人」など。
元々の職業である芸人に掛け合わせをすることで注目してもらうきっかけにもなるし、差別化にもなる。
芸人じゃないほうの仕事がもらえて幅が広がるなんていうこともありますね。
また、単純に広く知ってもらうという点でTwitterやYouTubeなどのSNSを積極的に活用するというのも素晴らしいですね。
文字で表すなら、「芸人×家電」「芸人×SNS」という感じ。
実際に文字には表していないのですが、「芸人が家電にくわしいことを前面に打ち出す」「芸人がSNSを積極的に利用していることを前面に打ち出す」という掛け合わせに違いはありません。
「家電にくわしい芸人と言えば〇〇」「料理がうまい芸人と言えば〇〇」というイメージがつけば、掛け合わせは大成功なのですから。
Mリーガー
Mリーガーは、「Mリーグ」という日本初の麻雀(マージャン)プロリーグの選手のことを指します。
「麻雀?興味ないね」という人。
実はそのMリーガーの中に、俳優やモデルや声優を兼業している人がいると聞いたらどうですか?
「え?あの俳優さん、麻雀やるんだ?」「この人、モデルさんもやってるの?どうりでキレイなわけだ」「かわいい声だと思ったら声優さんか」
・・・どうでしょう?
例えば、この声優さんというのは伊達朱里紗(だてありさ)さんなんですが、
- 声優として認知していたが、麻雀もしていると知る
- 麻雀のプロと認知していたが、声優もしていると知る
- 声優と麻雀を兼業している人が彼女だと知る
ざっと考えるだけでもこれだけの見込みファンがあり、伊達さんが声優一本あるいは麻雀のプロ一本で活動している場合と比べての違いが分かりますよね。
ファン以外にも、声優や麻雀のプロの職業について、出演している作品や麻雀がどんな競技なのかを知りたいと思う人もいるでしょう。
このように、掛け合わせには、伊達さんという一個人から関連するいろいろなことへのつながりができるメリットがあるのが分かります。
Mリーガーには、お子様がいるママさんもいらっしゃって。
つまり図式でいけば、「麻雀×俳優」「麻雀×モデル」「麻雀×声優」「麻雀×ママ」など、いくらでも考えられますよね。
まさしく、掛け合わせ(×)は、相乗効果を生み出す大きな力になるのです。
まとめ
突然ですが、お笑いコンビ「マヂカルラブリー」のボケ担当・野田クリスタルさんのピン芸人としてのネタ、知っていますか?
手書きグラフィックがかわいらしい、クリア難解不条理ゲームを進めていくだけなんですが。
実はネタに使っているゲームのプログラミングは、野田クリスタルさん本人がすべておこなったものだそうです。
「芸人×プログラミング」という、誰も考えつかない掛け合わせを、誰も考えつかないような切り口で実践した例ですね。
言ったように、「多数に埋もれてしまう、ごく普通のありきたりなもの」であれば、存在すら認知してもらえない場合だってあります。
埋もれずに注目され、人気が出ているのは?
そうです。その人にしかないブランド、その人にしかない個性によって差別化されているからです。
じゃあ、ブランド・個性・差別化を生み出すためには?
はい。自分の武器・長所を複数掛け合わせていくことですね。
この記事が少しでも手助けになったのなら幸いです。
一緒に進んでいきましょう。