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日本プロ野球解説者から【物事をフラットに見ることの重要性】を見る

players and fans on baseball stadium

日本のプロ野球では「解説者」を設けています。

まじめな解説者、おもしろい解説者、いろいろなタイプがいますが、一番質のいい内容を提供している解説者とはどんな解説者なのか?

解説者のあるべき姿を明らかにしながら、そこから見える「物事をフラットに見ることの重要性」のお話をしていきます。

始めは野球の話なのですが、そこから発展させて「生きていく中でこういう見方をするとベスト」「こういう見方をすると損をする」というところまで解説していきます。

野球を知っている人にも知らない人にも役立つ内容で、あなたの人生を豊かなものにしてくれるスパイスになるものですので、読んでみてください。

解説者とは

プロ野球に限らず、日本のスポーツ番組には大体「実況者」と「解説者」というものがセットで出てきます。

実況者は、目の前で行われている競技で起きていることをリアルタイムで言葉にして視聴者に伝えます。

簡単なところでは、「ゲームがスタートした」「反則行為があった」「得点が入った」など、その場その場の状況ですね。

解説者は、競技中で起きていることをそのまま伝えただけでは視聴者が理解できない内容・理解しにくい内容を分かりやすく説明する役割の人です。

例えば、なぜこの場面でこういう戦術を取ったのか、どういう理由で反則になったのかなどの説明ですね。

解説者の必須要素

では、この解説者になくてはならない要素がなにか、お分かりでしょうか?

それは「公平性」です。つまり「えこひいきはしない」ということ。

その解説者が元々所属していたチームや、個人的に好みのチームが対戦していても、どちらかのチームにかたよった解説をしてはならないのです。

公平性が必要な理由

続いて、解説者に公平性が求められるのはなぜかを解説します。

さきほど、視聴者が理解できない内容・理解しにくい内容を分かりやすく説明するのが解説者の役割だと言いました。

それは例えば、監督やキャッチャーがタイムを取った理由や、ピッチャーがなぜその場面で交代になったかの理由。

小説で言えば、登場人物の「文字で表されていない行間の心理状態」などを分かりやすく解説するのが解説者です。

ところが解説者の中には、自分がひいきにしているチームの良いところ、そうでないチームの悪いところを話しているだけの人もいます。

片方のチームのことばかり話して、もう片方のチームのことはまるで触れなかったり。実際にいたんですよ、そういう人。

もはやこの時点で「解説」にはなっていません。

これではファンの間でなされる雑談に近い形でしかありません。

そんな話は飲みの席でやってくれという感じですし、解説者という名目であえてひとり置く必要はないだろうと感じますよね。

自分が「解説者」という名目で呼ばれている以上はプライドを持って臨むべきだし、私見のたれ流しなど誰も求めてはいないのです。

解説者のあるべき姿

もうすでに少し触れているのですが、「それじゃあ解説者ってどうあるべきなのよ?」ということで、お話を進めていきます。

今まで私が見てきたプロ野球解説者の中で、「この人以上の解説はない!」と思っている解説者がふたりいます。

それは、元巨人のエースピッチャーだった江川卓さん、もうひとりは元阪神の主力バッターだった掛布雅之さんです。

彼らが持つ優れた解説者の特徴として3つ挙げてみます。

優れた解説者の特徴

  • ひいきをしない
  • 監督・選手の心理を代弁できる
  • 独自の観点やポリシーがある

ひいきをしない

この特徴は解説者の大前提となります。

自分が元いたチームや好みのチームにかたよった解説は解説ではないことはさきほどお話ししました。

それに加えて、かたよった知識も解説としては成り立たないということが言えます。

例えば片方のチームは詳しいので、選手の特徴や状態、心理などをことこまかに分析できる。

でも、「もう片方のチームのことはあまりよく知らないし、詳しくないので解説できません!」では解説者として招く意味がないのです。

実況者の「この選手の今日の状態はどうですか?」という質問に「いや、この選手は詳しくないので分かりません」と答えたら、あなたはどう思うでしょう。

「え?あなた解説者でしょ?なんか頼りないなあ・・・」って思いませんか?

ですから、解説者は自分が選手として活躍していたときの経験はもちろんのこと、自分が受け持つ試合に関してのデータもしっかりと把握しておかなければなりません。

優れた解説者は、いわば受験を控えた生徒の家庭教師のような立場で、どんな質問にも答え、どんな状況でも解説できる準備をしているのです。

監督・選手の心理を代弁できる

解説者にはプレー中のこまかいルールの知識も大事ですが、ルールのように明文化されていない「心理」を把握していることも大事な要素になります。

江川さんは元ピッチャー、掛布さんは元バッターという経験を最大限に生かし、特に投手心理・打者心理といった面に深い知識があります。

他のどの解説者も言及していないようなこまかい心理状態まで代弁することも少なくなく、「解説は結果論」などと言われる中で、発言どおりの展開になることもよくあります。

解説者は予想屋ではないので、必中させたから優れているとかそういうことではないのですが・・・。

こんな状況ではピッチャーはこう、バッターはこんな心理状態だと一般論で語るときもあります。

一方で、この選手はこんな性格だからこんな心理状態では?と個人的にピンポイントで語ることも。

それらを押さえた上で、「監督(ベンチ・首脳陣)としてはこう動きたいでしょうね」というチームとしての心理もつかんでいて、引き出しが豊富なのです。

独自の観点やポリシーがある

優れた解説者の特徴的なものとして、ありきたりなことは言いません。

江川さんや掛布さんなどの一流の解説者は、現役時代に一流選手だった人も多く、それゆえに考え方や練習方法というものが独自の哲学から成り立っています。

ですから、解説にしても普通の解説者が言うようなありきたりなことはあまり言いませんし、言い回しが独特なことも多いわけです。

それは単なるカンではなく、多くの経験と知識・軸のある独自の哲学に裏づけされている。

また、独自の哲学を視聴者にも分かるように解説しているからこそ、思わず聞き入ってしまう解説になるのです。

フラットな視点で過ごす

さて、ここまで日本のプロ野球の解説ということでお話を進めてきましたが、ようやく本題です。

私たちは人間なので、たまに好き嫌いなどの好みによるかたよった見方をしてしまうのは仕方がないと思います。

かたよった見方とは、つまり「先入観」や「固定概念」がある状態ということ。

いつどんなときでも先入観や固定概念を持ったまま「思い込み」で動くことは危険ですし、自分にとって損なことです。

例えば学校で。「なんかガラが悪そうだし、とっつきにくいから距離を置こう」と決めた相手が、実は人生最良の友達になるとしたら。

仕事の商談で。「コネもなにもないし、いい結果にはならないな」と思っていたら、他愛もない話で共通点が見つかって仲良くなり、得意先になるとしたら。

気になる人がいて。「いや、でもいつも表情険しいし、絶対嫌われてる」と思っていたのに、話してみたら気さくな人で距離が縮まったとしたら。

思い込みを持って接していた場合、めちゃくちゃ損になると思いませんか?

仮にここまでうまくいかなかったとしても、最初の段階で自分自身がフラットな気持ちでいたなら、いい方向にいくことはあっても悪い方向にいくことはない。

フラットでいないことが自分に対して、相手に対してどれだけの損を生み出すことになるか、はかり知れませんよね?

まとめ

積極的でいる必要はありません。

気持ちをフラットに保ってさえいればいいのです。

いい思い込みは素晴らしいですが、悪い思い込みは損にしかならない。

だから、常に気持ちをフラットにして物事に取り組むことがとても大切なんです。

そしてそれが自分にも相手にもプラスになって返ってくる可能性が高くなる。

マイナスになって返ることはない。

だったら、やらなきゃ損じゃないですか。

今すぐ実践して、より楽しい生活を送りましょう。

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