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解説!親切とおせっかいの違い【親切をおこなうためのコツと心がけ】

2020-09-01

(なんだよ!人がせっかくやってやったのに!)

自分が良かれと思って人に何かをしてあげたときに相手にイヤな顔をされてそんなふうに思ったことはありませんか?

そもそも親切心でしてあげたことがおせっかいという悪い意味で返ってくるのはあまり気持ちがいいものではありませんよね?

それって何が違うから変わってしまうのでしょう?

今回は、この「親切」と「おせっかい」の違いを分かりやすく解説していきます。

さらに相手に自分のおこないがいい気遣いだったと思ってもらえるような、お互いに気持ちのいい「親切」をするためのコツや心がけについてお話をしていきます。

親切とおせっかいの意味

まず両者の言葉の意味を知るために辞典で調べてみましょう。

「親切」

相手の身になって、その人のために何かをすること。思いやりをもって人のためにつくすこと。また、そのさま。

goo辞書より引用:https://dictionary.goo.ne.jp/

「おせっかい」

出しゃばって、いらぬ世話をやくこと。また、そういう人や、そのさま。

goo辞書より引用:https://dictionary.goo.ne.jp/

はい、予想通り、調べたら余計に分からなくなりました(笑)

それではラチがあかないので、分かりやすくするための私なりの解釈をしていきます。

親切とおせっかいの違い

親切とおせっかいの違いを知るうえでポイントになるのは、「おせっかい」の意味にある「出しゃばって」にあると思います。

出しゃばるということはその行為に主観的な意味合いが入っていると読み解けます。また、行為を受ける側からするとそれは自身が望んでいない行為とも読み解けます。

つまり、親切とおせっかいの間には「行為をする側」と「行為を受ける側」の願望に温度差があると言えそうです。

例えば電車の中で自分が座っている席を老人に譲ろうとする若者と、手すりにつかまって立っている老人がいたとします。

若者

おじいちゃん、立ってるのつらいかな。席を譲ろう。

誰か席を譲ってくれんかのう・・・。

おじいちゃん

こんな場合はお互いの願望に温度差がありません。思いがマッチしているので、若者が声をかければ喜んでもらえそうです。つまりこれは「親切」になりそうです。

今度はちょっと違うパターンです。どうでしょう?

若者

おじいちゃん、立ってるのつらいかな。席を譲ろう。

健康のために立ったままでいてみようかの。

おじいちゃん

この場合はお互いの願望に温度差アリアリです。思いがマッチしていないので、若者が声をかけても断られたり、人によっては怒られたりしてしまいそうです。

このことから、行為を受ける側がそれを望んでいるかどうかによって違いが出る、つまり行為を受ける側が望んでいることなら親切になるし、望んでいないことならおせっかいということになります。

親切な行為に必要なのは相手の気持ちをくむこと

floating green leaf plant on person's hand

こうなってくると難しいですよね?相手がしてほしいと思うことをしないと親切とは呼べないということになります。

相手の気持ちをくむにもエスパーでもない限り100%というのは難しいです。

ならば、親切な行為をすることそのものよりも、相手が本当に望んでいることは何だろうと推察すること自体が大切だと考えてみるのはどうでしょうか?

相手の立場になって考える。相手の身になって考える。

自分がしたいからするのではなく、相手はきっとこう望んでいるに違いないという思い込みでするのではなく、「相手が本当に望んでいることは何だろうと推察すること自体」が大切だということです。

先程の例など、見た目で判断してしまう人が結構いらっしゃるのではないかと思っています。

つまり、「老人が立っている」から「席を譲る」という思考は自分の親切心ではなく、実は「老人が立っているのはつらい」「老人が立っているから席を譲るのが常識」という思い込みだったりすることが多くあるのです。

もちろん、座りたいと思っている人が大半かもしれません。ですが、多数派に合わせて行動することが相手の気持ちをくむことにつながるでしょうか?

人それぞれ考え方は違います。あなただったらどうでしょう?

「若者」「中年」「老人」こういったくくりで自分がひとまとめにされてしまうことに抵抗があるのが自然だと思います。

ひとりひとり違うのが自然だと考えるのであれば、見た目や常識だけで判断することは「ひとりひとりの立場になって考える」ということからほど遠いものだと分かってもらえると思います。

親切の根本にあるのは相手の気持ちをくむことです。それを忘れてはなりません。

相手の気持ちをくむことがベース、困ったらシンプルに「聞いてみる」

相手の気持ちをくむことをベースに置くことを忘れず、それでも行動に困るのなら思い切って「聞いちゃいましょう」

電車で老人に席を譲るのに迷ったなら、「どうぞ」ではなく「おかけになりますか?」と聞いてみましょう。

これなら相手が座りたいなら座るし、座りたくないのなら座らないでしょう。

なにか困りごとがありそうな人を見かけたから手を貸す、ではなくて「なにかお手伝いしましょうか?」と聞いてみましょう。

人の手が必要ならお願いしてくるでしょうし、必要ないなら断るでしょう。

尋ねてから動けば相手の気持ちに反した行為をせずに済みます。これも親切の一環だと思いますよ。

ただやみくもに手を差し伸べることだけが親切だとは限らないのです。

まとめ

親切についてモヤモヤした気持ちがあった人はスッキリした気持ちになったのではないかなと思います。

私は冒頭でこんな表現を使いました。

 (なんだよ!人がせっかくやってやったのに!)

ここまでお読みくださった人は、この考えが親切とはかけ離れたものだと分かったのではないでしょうか。

そうです、親切は見返りを求めてするものではないということです。

見返りを求めるから押しつけがましくなって、結果おせっかいになったりもします。

ナチュラルでいることが親切につながりますよ。

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