みなさんの中で、よく「ポーカーフェイス」と言われる人、いらっしゃるでしょうか?
「いや、マジな話、俺なんか常にポーカーフェイスだから誤解されることが多い」
「なに考えてるか分からないって言われる」
「社交辞令の笑顔作るの苦手」
そういう人にお聞きします。ポーカーフェイスも使いどきによってはとんでもない武器になりうることをご存じですか?
ポーカーフェイスをしっかりと活用したら、あなたも周りの人もポーカーフェイスのイメージがガラッと変わりますよ。
というわけで今回は、ポーカーフェイスの人たちにその一番の使いどころを認識していただきながら、ポーカーフェイスのメリットや効果などを解説していきたいと思います。
なにをかくそう、この私も屈指のポーカーフェイスですので、参考になるかと思います。
この記事を読んでポーカーフェイスのメリットを知って、うまく付き合っていきましょう。
コンテンツ
ポーカーフェイスってなによ?
まずはポーカーフェイスがなんなのかというのをザックリ説明していきます。
ポーカーというトランプのゲームはご存じでしょうか?
ポーカーに限ったことではありませんが、トランプを使ったゲームは自分には他の相手のカードがなんなのか見えない状態で進められます。
そして何度かのカードの交換ののち、最後に全員がカードをオープンして決められた手役の中で一番強いものを作った人が勝ちになります。
その間には心理戦や駆け引きといった要素も出てくるので、手役の進み具合が表情に出てしまうのでは戦況は不利になります。
つまりポーカーをする上で大事なのが他の相手に表情を読まれないようにすること=なにがあっても自分が無表情でいることなのです。
ポーカーフェイスの語源にもなっているところです。
ポーカーフェイスは仕事しているときに使う
まず第一条件として、接客業に従事している方はマネしないでください・・・。
ポーカーフェイスが必要な接客業があるなら使っていただきたいと思いますが。今回はそれ以外の業種でお願いします。
業種がある程度限定はされますが、仕事の最中は基本ポーカーフェイスが無敵です。
次項で理由を述べていきます。
仕事中のポーカーフェイスのメリット
仕事中のポーカーフェイスは・・・
- 自分が冷静でいられるからいい!
- 他の人が冷静でいられるからいい!
- マジメにやってる感が出ていい!
自分が冷静でいられるからいい!
例えば作業中にミスったりあわてたりしたときに全部表情に出してしまうと自分の心理的にもシンクロしてしまい、さらなるミスやあせりを生み出す原因になります。
また、仕事の効率を下げてしまう結果にもつながりますので、あれやこれやとボロボロ連鎖反応が起きてしまうのを未然に防いでくれるのです。
他の人が冷静でいられるのがいい!
これが最重要理由といってもいいです。
ミスやあせりが自分だけで終わればまだいいのですが、表情に出してしまうことで他の人にも知らせることになります。
他の人はどうしたんだろうと気遣ったり心配したりするので他の人のミスやあせりを誘発することになります。
結果的に全体の仕事の効率が下がり、地に足がつかないような状態で作業を進めるためにさらに二次的な被害が出ることも考えられるのです。
マジメにやってる感が出ていい!
まあ、これはオマケ要素なのですが(笑)。
私は笑顔で作業するのは悪いとは思いませんが、場合によっては「なにヘラヘラしながら仕事してんだ」と勘違いされる可能性もあります。
もしかしたら和気あいあいとした雰囲気からおしゃべりが進んで仕事どころじゃなくなるかもしれません。
仕事とそれ以外のメリハリをつけるという意味でも効果は期待できると思います。
・・・と、普段あまりいいイメージを持たれないポーカーフェイスも、仕事中であれば効果は非常に大きいです。
もともとポーカーフェイスだという人は、いつもどおりの表情で仕事をするだけで「ヤツは仕事ができる」「ヤツは勤務態度がマジメでいいね!」と思われるのです。活かさない手はありません。
ただし仕事中に限る
とはいえ、プライベートでポーカーフェイスなのはあまりプラスとは言えないわけで・・・。
まあでも、笑顔が苦手というのであれば無理に笑うことはないです。でも、自分が笑える場面が出てきたときには思いっきり笑いましょう!
それがポーカーフェイス⇔笑顔のギャップにもなり、「普段はあんまり表情崩さないけど、笑うとすごくいいね」とか思ってもらえますので、そんなところを心がけて少しずつチャレンジしてみてください。
まとめ
仕事中であれば、ずっとポーカーフェイスでいてもよく思われます。これはいつもどおりで。
プライベートでは、「おおむねポーカーフェイス」からの「ときどき大笑い!」とか「ときどきめっちゃ喜ぶ!」とかのギャップを意識して、少しずつポーカーフェイスが減らしていけるならそれでオッケーです。
ポーカーフェイスを逆にうまく活かしていい方向に伸ばしていけたらさらにオッケーですね!