ブロガーとアフィリエイターってなにがちがうの?
こんな疑問にお答えしていきます。
「ブロガー」「アフィリエイター」の違いにとどまらず、両者のメリット・デメリットも分かりやすく解説していこうと思います。
読み終えたときにその違いの説明までできるくらい理解できるようになりますよ。
コンテンツ
ブロガー
これはブログを書いている人ですね。つまり私もブロガーのひとりに入ることになります。
ブロガーは職業ととらえられがちですが、ブログそのものによる収益の有無は関係ないので、職業というよりは「ブログを書く人」ですね。
ブログサイトを開設してブログを書く有名人もいらっしゃいますが、この人たちもブロガーです。
アフィリエイター
アフィリエイト広告というものを自分のブログやサイトで紹介しながらその商品を読者に売ることで広告主から成果報酬を得ている人です。
こちらは収入が発生しますので職業と位置づけてもよさそうです。
本業をこなしながら副業としてアフィリエイターをする人もいれば、途中でスイッチしてアフィリエイター一本で生活する人もいます。
収入形態の違い
多くの一般職の場合、固定給・時間給といった形で時間単位の給料を月単位でもらうことが多いと思いますが、アフィリエイターはその点でまったく違う形態の職業と言えます。
さきほど「成果報酬」と言いましたが、これは紹介した商品の売れた数や値段によって収入が増減するいわゆる「出来高払い」。
つまり、商品自体がひとつも売れなければ収入はゼロです。固定給にあたるものはありません。
これは自営業と呼ばれる種類の職業にあたり、完全に個人での就労になります。
例えば、雑貨屋や青果店が商品の売れ行きで収入を得るのと似ています。商品が売れないことには収入が生まれません。
ですがアフィリエイターは自営業と違い、売っている商品は自分ではなく広告主が用意したものなので、そこはテレビ通販の売り込みに近く、なかなか複雑な形態ですね。
安定を求めるか、自らの力で稼ぎを生み出すか
話を戻しまして、一般職と自営業で分かりやすく色分けして説明するなら、一般職は月単位で一定額の給料がもらえるので、入ってくるお金としては安定しています。
それに対して自営業はお客さん次第なのでお客さんがまったく見込めなければ非常に厳しいです。
青果店であれば、どれだけ品ぞろえがいい店だったとしても、それを買ってくれるお客さんがいないのであれば収入はゼロですよね?
その一方で、常連さん含め、見込み客や集客のメドさえ立てば大きな収入が得られ、継続も望めます。
アフィリエイターも同じような側面を持っています。
つまり、運営しているブログやサイトを閲覧してくれている人が少ないと最初の稼ぎを生み出すのが結構厳しいかもしれません。
しかし、次第に閲覧者が増えてくれば商品の購入数も見込めるようになります。
(SEO対策など、アフィリエイターの努力や実力も大きなカギにはなりますが。今回は割愛します。)
自分が求めるメリットや強みをどこに置くかでどちらがいいのか決めていくことになりますね。
デメリット:福利厚生なし
アフィリエイターは自営業と職業形態が同じため、雇用者に雇われた一般職であれば得られる福利厚生(給与以外のサービス)は得られません。
例えば厚生年金・健康保険などの保険、住宅手当・交通費などの手当などです。要は国の後ろ盾がないんですね。
ただ、アフィリエイターとして稼げている人はこれらのものは正直必要ないですけどね。
そもそも年金や保険のぶんのお金は自分で稼げますし、交通費とかいらないですしね。
最低限の出費で自宅にいながら稼げることが非常に大きいですね。
これがあればデメリットの福利厚生は考えなくてもいい範囲のことですから。
稼ぎの最小最大のふり幅が人によってまったく違うのもアフィリエイターの特徴かもしれませんね。
デメリット:納税も自分で
アフィリエイターは、稼ぎが出てくれば納税をしなければなりません。
一般職で企業に勤めていれば会社側がすべてやってくれた納税を、自営業同様、確定申告という形で税務署に申告しないといけなくなります。
今はネット申告も利用できるようですが、自分で書類作成しなければならないのは変わりがないので、慣れるまでは辛抱しなければなりません。
本業と副業の相性のよさ
とはいえ、本業の収入は満足できるものではない、副業のアフィリエイターもまだメドが立つほどではないというくらいが本業+副業アフィリエイターというのが一番活きる図式かもしれません。
少ないとはいえ本業の収入を保険にしながら、副業のアフィリエイターに挑戦することができますからね。
本業だけ、副業だけにしぼってやるにはちょっとツライという感じのときです。
また、アフィリエイターとしてある程度経済的なメドが立ってきても、あえて本業と並行している人もいます。
本業の安定収入と副業の収入増をかけ合わせて、どんな状況にも対応できるように構えたひとつの形でもあります。
まとめ
コロナでの自粛生活もあって、これまであまり注目されなかったリモートワークの意義が見直されて、ネットを通じた仕事やオンライン授業というものが注目されています。
特にネットビジネスにおいての様々な省力化や利便性、各業種における自動化というものは、私たちの生活様式すら大きく変えようとしています。
上手な利用法でみんなが快適な生活を送れるといいですね。