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twitter リプライ制限の方法と有益な利用方法

2020-08-19

2020年8月12日にtwitterの新機能が追加されました。他の人のリプライ(返信)を制限できるといった機能なんですが、これについてリプライ制限をONにする方法と、リプライ制限の活用方法などを解説していこうと思います。

リプライ制限をONにする方法

自分でツイートをするときの画面に「すべてのアカウントが返信できます」という見慣れない表示がされているかと思いますが、そこをタップするとあなたに返信できるアカウント対象が3つのうちから選べるようになります。

全員」は従来通りで制限なし。「フォローしているアカウント」はあなたのことをフォローしてくれているアカウントのみが返信できる設定になります。「@ツイートしたアカウントのみ」に設定するとあなたがそのツイート内で@を用いて指定したアカウントしか返信できなくなります。ちなみにこの制限はリプライに対してのみで、ツイートの閲覧やいいね、リツイートなどの行為はできます。

用途に合わせて使うことが有益な利用法になる

本当にどうでもいいような、まさにつぶやきという感じの投稿であれば従来通りでいいでしょう。

しかし例えば、特定の人のリプライ以外はほしくないとか特定の人のリプライがいらないとか、自分の信念に関わる部分や議論を呼ぶような内容、ツイートの受け手によってはコメントが炎上しそうだと思われる内容。

そういった場合に制限をかけてみるとか、自分が発信するツイートの内容に合わせて都度適切な選択をしていけばかなり有意義に利用することができそうです。

逆に常に制限をかけてしまうと機能のうまみがないというか、むしろ自由度という点では幅が利かなくなってしまう面も持ち合わせています。

多少の疑問が残る部分もあります

でも、特定の人とだけやりとりをしたいというのであればダイレクトメッセージを使うという手段もあるし、なんなら別のSNSを使えば済む話という気もします。

そもそも、自分の投稿ができるだけ多くの目に触れてほしい、でもリプライはほしくないってどんな状態なんでしょう?

Twitterの元々の強み

black flat screen monitor

というのも、Twitterという言葉の意味どおり「自分のつぶやき」を投稿するのがこのSNS本来の持ち味であり、そこに中身があってもなくてもいいし、そのつぶやきを不特定多数が閲覧できる形を作って、しかもコメントまでできてしまうという独特の個性的な色がTwitterにはあります。

ひとつのつぶやきに対して様々な状況を想定して設定できるようにするということが、リプライ制限がそんなtwitterの元々の強みを打ち消すような真逆の機能であることを物語っているようにも思えます。

誹謗中傷防止策の意味合いが強い

そう考えると、やはり今回のリプライ制限は誹謗中傷の抑止を目的とした設定なのかなというところに至ってしまうのです。

ただ、みなさんよく考えてください。投稿する本人が「あ、これ炎上するかもしれないわ」なんてことを想定しながらツイートするでしょうか?想定したところで実際に自分が誹謗中傷されるかどうかまで分かりますか?

また、リプライ制限をかけられるのはそのツイートをした本人だけです。実際問題、誹謗中傷はよくないと言って抑止をしてくれているのは誰ですか?被害者でも加害者でもないですよね?いつも第三者ではないですか?

ヒートアップしないのであれば誹謗中傷の可能性などないでしょう。ヒートアップして周りが何も見えない状態になるからこそ、自分の行為が誹謗中傷だとも気づけず、そのときの被害者がどんな状態なのかも分からないのです。

それを気づかせてあげられるのは第三者だし、もっと言えば注意を受けた側が素直に受け入れてくれる状態を作る、つまり第三者機関が間に立って公平に判断をするというのがベストなのではないかなと思っています。

まとめ

なんにしても、先程お話したような新機能の有意義な使い方ができるかどうかが大切になってくるかと思います。

「クソリプが減るわ~」とか、そういうことのために使うものではありません。

元々クソリプを招いているのはその人自身なのですから、その場合まずなによりも先に改めなければならないのはその人の発言した内容でしょう。

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