世の中を生きていくにはどうしても自分以外の人間と関わる場面が多いですね。
「自分ひとりだとさびしい。でも人と関わると疲れるし・・・」
そんな人も多いのではないでしょうか。
今回は、避けて通るのが難しい人間関係についてもう少しだけうまく立ち回るための方法を解説していきたいと思います。
これから読むこの記事によって現状を変えるきっかけを得られると思いますので、お付き合いください。
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人間関係がうまくいくようになる方法
これは言葉で表すのは簡単です。
「人間関係がうまくいくようにしたいのなら、人間関係がうまくいくように頑張らないこと」です。
「バカにしてんのか?」と思うかもしれませんが、事実です。
解説していきますね。
人間関係がうまくいくようにしたい気持ち
人間関係に悩んでいる人の共通点は、「人間関係がうまくいくようにしたい」と考えてしまっていることだと思います。
実は人間関係がうまくいかない直接的な理由はここなのです。
まず、この考えを変えてみましょう。改善ポイントを3つ挙げます。
改善ポイント
- みんな人間関係の悩みを持っている
- 人間関係を意識しすぎない
- 本当に合わないのなら合わせる必要はない
みんな人間関係の悩みを持っている
まずひとつめの改善ポイントですが、人間なのでどうしても「自分だけがうまくいっていない。あの人やこの人はうまくいっているのに」と考えがちです。
ですが、自分だけではありませんよ。
多かれ少なかれ人間なら悩みもありますし、人間関係をどうにかできないかと考えるところです。
人間関係がうまくいっていること・いっていないことを重く考えているかどうか、これによってその人自身の負担が変わってきます。
重く考えすぎると人間関係に対して「めんどくさい」「怖い」「もうイヤだ」とマイナスの方向に傾いていきます。
もう一度言いますが、人間関係の悩みは多くの人が抱える悩みであるので、自分ひとりが苦しんでいるわけじゃないと認識してあげてください。
「人間関係」を意識しすぎない
ここまで呪文のように何度も繰り返してきておいてなんなんですが、「人間関係」というものを意識しすぎないようにしてみてください。
私が好きなお笑いタレントのひとりに明石家さんまさんがいるのですが、極端にいえば人とおしゃべりすることを楽しんでいるだけ。
失礼な言い方かもしれないですがそれだけなんですよ。それを笑いに変えられるのがまたすごいのですが。
話がそれましたけど、しっかりと相手の話を引き出しながらも、終始おしゃべりを楽しんでいる。
自分をよく映そうとか、自分が好かれたい、嫌われたくないなんて気にしていないんですよね。
今悩んでいる人は、人間関係以前に「自分が最小限のダメージでどう切り抜けるか」「どれだけ効率よく仲を深められるか」を無意識で考えてしまっている。
つまり損得勘定が働いてしまっている。いったんそれはしまいましょう。
「話をする機会を増やしていって仲良くなってしまおう」くらいの軽い気持ちでたくさん話しかければいいのです。
なにを話してもいいです。途中で話がつまる?それでいい。あなたは芸人や噺家ではないのですから。
あなただけのアプローチで近づいていけばいい。そうしたら知らないうちに仲も深まり自然に話ができる間柄になります。
明石家さんまさんのこの姿勢は大切だと思うのでマネしてみてほしいです。
本当に合わないのなら合わせる必要はない
こちらからアプローチして歩み寄りをみせてもなお、距離感が遠い人というのはいます。
ただこれはごくごくまれですが。
自分が合わないと思っているだけなパターンのほうが多いのでよく吟味する必要はありますが、
それでもどーしても合わない。どーしても歩み寄れない。
その場合は無理をする必要はないです。
人間ですから相性というものもあります。
そこで神経をすり減らして自分がつぶれてしまっては元も子もありません。
うすーく付き合っていけばいいです。
基本は広く浅く
以上のことをまとめると、人間関係を構築していくうえで重要なのは「広く浅く」だということです。
うまくいくにしてもいかないにしても、まず構え方を「広く浅く」することを常に意識しましょう。
いきなり関係を深くするために頑張るから空回りをする。いきなり関係を深くするために頑張るから疲れる。いきなり関係を深くするために頑張るからめんどくさくなる。こんな感じです。
職場の人なら、「別に友達なわけじゃないし。職場でだけ仲良い感じになってればいい」でOK。
とりとめもない興味もない話だけど、「ひとことふたこと話すことをいつも心がけていけばそれなりに仲良くなれる」でOK。
「学校や職場だけの関係だろ。家族じゃない。親友でもない。それなりでいい」これでOKです。
もっと仲良くなれる相手なら、自然とお互いの距離は縮まります。そういう人とだけ本当に仲良くすればいいですよ。
「なんとなくは分かるけど、イマイチつかめないな」という人は「超雑談力」という非常に参考になる本を紹介します。
状況に合わせたたくさんの方法というのが分かりやすく説明されているし、エッセイのようにサクサク読み進められます。
レビュー記事にしていますので、興味のある人は合わせて読んでみてください。
→五百田達成さん著「超雑談力」【親しくない間柄とソツなく話す】
まとめ
難しく考えすぎると抜け出せなくなるのは何に対してでもいえることなので、ゆるーくリラックスして、ダメならダメでしょうがないかなくらいの気持ちの方が逆にうまくいくものです。
考えすぎないで。
考えすぎないゆるーい雰囲気が周りの人を自分に引きつけてくれたりもしますしね。
頑張らないでいきましょう!