必要不必要に関わらず、人とのコミュニケーションというのはついて回ることが多いですね。
学校での友達との会話。職場でのプレゼン。式典でのスピーチ。
そのコミュニケーションに一番使われるのは「言葉」です。
特にネットでなんでも済ませられるこの時代だからこそでしょうか。こんな悩みをお持ちの方は結構います。
「やっぱり頭の回転がよくないとうまくなれないのかな」
「もう少しスムーズに会話できるようになりたいな」
「なんか簡単にできるトレーニング方法ないかな」
そこで今回はしゃべるのだけはムダに達者な私が(笑)小難しい話は極力はぶいて疑問を解決しながら、どういった方法をとれば話が上達しやすいのかまでを解説していきたいと思います。
今までちょっと「会話」に苦手意識があった人に一番読んでほしい内容です。
コンテンツ
話のうまさに頭の回転の良さは関係なし
「早口でまくしたてるように言葉を放ちたい」というのであれば頭の回転の良さは必要かもしれませんが、これは話がうまくなるための要素ではないので、頭の回転というのは関係してきません。
では、話がうまくなるのに必要な要素は?
「この人、話がうまいな」と思える人の話ってどんな特徴があるでしょう?
どこに共感感心しているって、やっぱり話の分かりやすさやスムーズな話の流れだと思うんですよね。
話の分かりやすさのために何をするのかというと、ザックリでいいので頭の中で話の流れのイメージを作ってから話すのです。ホント、ザックリでいいです。
話し始めてからまとめようとすると話があっちにいったりこっちにいったりするし、「何言ってるかよく分かんない」と富澤さん的な発言を食らうハメになります。
例えばですね・・・。これが話の流れのイメージです。
サンドウィッチマンがプレゼンを上手にこなすためのアドバイスをしたテレビ番組の話
そしてスムーズな話の流れのために何をするのかというと話の順序のイメージをすることです。これもザックリでいいです。
おまけですが、自分がこの話で相手に何を伝えたいのかを明確にすることで話にメリハリが生まれます。これはザックリではなく明確なほうがいいです。今すぐではなくても、慣れたらチャレンジくらいの気持ちで大丈夫です。
仕上がってこんな感じです。
この前テレビ番組でサンドウィッチマンが一般社会人にプレゼンのレクチャーをしてたんだけど、自分たちがお笑いのネタを作るときに心がけてる【話の冒頭部分を極力短くする】っていう例にならってプレゼン内容を改善したら、主張したい部分が明確になってすごく分かりやすく伝わった。
話の流れとしてはまあまあではないですか?この番組を観ていない人にも内容が伝わったかと思いますがどうでしょう?
話の順番のパートごとに見てみるとこんな感じになっています。
この前テレビ番組でサンドウィッチマンが一般社会人にプレゼンのレクチャーをしてたんだけど
自分たちがお笑いのネタを作るときに心がけてる【話の冒頭部分を極力短くする】っていう例にならってプレゼン内容を改善したら
主張したい部分が明確になってすごく分かりやすく伝わった
そして、最後にこれを観て自分が伝えたいことや感想みたいなことを付け加えれば話にメリハリが出てきます。
- これって自分たちの日常生活にも生かせる話だよね
- ネタの面白さを追求してここまで考えてるってのはすごいね
- 結論からズバッと入る方法もあるね
・・・とここまで型にはめ込んで解説してきました。ブログということで文章で正確に書き表す場所でもあるのでそういった形をとりました。
簡単なトレーニング方法
ではこういう理屈抜きでもう少しよく知りたいという人へのトレーニング方法です。
みなさん普段の生活の中でこんなことをなさっていると思います。
「誰かから聞いた話が面白くて別の誰かに話す」
はい、ズバリこれがトレーニング方法です。なにかで見た、読んだ、伝え聞いたことを他の人に話すだけです。
ただ、さきほど言いましたが、話がうまい人の特徴である話の分かりやすさとスムーズな話の流れのイメージを忘れずに数多くこなしてみてください。イメージでいいです。
要は、他から入ってきた情報をいったん自分の中で整理してまとめたあと、分かりやすさとスムーズさをイメージして友達なり家族なりに話していくということです。伝言ゲームの話バージョンとでもいえばいいでしょうか。
これを繰り返していくうち、話のつなげかたやまとめかたが身についてきます。応用でオチをつけたりもできるようになります。
最初のうちはスタートを決めて話し始めるか、ゴールを決めておいてそこに着地するように話を進めるか、どちらかを決めておくだけでもまとめやすくなるはずです。
相手は顔見知りで大丈夫、失敗しても大丈夫なのでリラックスしてトレーニングもできますし、その中で自分なりのコツみたいなものをつかむこともあります。
とにかく慣れなので楽しくこなしましょう。
まとめ
実はサンドウィッチマンの話も私がとある番組で得た情報を自分の中で整理し、分かりやすさとスムーズさをイメージして表現したもののひとつです。
考えすぎてしまうのも逆効果なので、うまくいかないときは余計なことは考えずにまずは話すことを始めましょう。