友達と違って距離感が難しいし、どのくらいまで仲良くするべきなのかどうかも分からないしというのが仕事仲間。
そんな仕事仲間との関係に頭を悩ませている人が結構いらっしゃるのではないかと思います。
私もその部分は悩みどころなのですが、人見知りでありながらそれとなくしれっと仲良くなるのは案外できるようになるものでした。
今回は経験則で「仕事仲間」にポイントをしぼりながらどうやったら仲良くなれるか、また実際のところ仲良くするべきなのかどうかまで解説していこうと思います。
コンテンツ
仕事仲間と仲良くする方法
これはひとことで言えば、「相手に興味を持っていることを形にして表現すること」です。表現方法はいろいろあります。
例えば・・・
- すれちがったら目を合わせる
- 会ったらなにかひとこと必ず言う
- タモリさんふうでちょこっと会話
それぞれの項目について解説していきますね。
すれちがったら目を合わせる
これは仮にあなたが目を合わせないとしたら相手がどう思うか考えてみてください。
「あ、〇〇さんだ、今日も元気かな?」と思いながら相手が表情から様子をうかがうとしましょう。
そのときにあなたが目をそらしたり、見向きもしなかったりしたら「うわっ。え?私のこと嫌いなのかな?」「なんか怒ってる?」ってなりませんか?
そうなってしまうとあなたも相手も心を閉じた状態になってなかなかうまく進展しません。
ですから、相手が興味をもって様子をうかがっているのであれば、目は合わせるようにしたいですね。
もちろん、にらみつけるような表情や無表情ではなく、できるだけ笑顔のほうがいいです。
言葉は別に必要なく、会釈くらいしておけば心象は違ってきます。
会ったらなにかひとこと必ず言う
これは次のステップですね。
1.でお互いに多少慣れてきたら、言葉をかけてみましょう。
これも気の利いた話は必要ありません。気まずい雰囲気になっても構いません。
軽い挨拶でもいいですし、今日の仕事内容を聞くでもいいですし、仕事以外の時間にリラックスするにはどうすればいいか聞くでも、仕事で気をつけておくべき点を聞くでもいいです。
特になにか仕事の質問をしながらのコミュニケーションは良いと思います。
頼ってくれてるんだなとか、仕事熱心だなとか思ってくれるので、そうすると心象もよくなるし距離も縮まります。
ぶっちゃけて言えば、話の内容よりも「あなたが声をかけてくれたということそのもの」が大事です。
タモリさんふうでちょこっと会話
これは2.よりももう少しお互いのことが分かってきたときに踏むステップです。
なんでもいいんですが、「髪切りました?」とか「それなんですか?おいしそうですね」とか「今日暑いですね」とか。
仕事のことでもいいのですが、それ以外の個人的なところなどを軸に話ができるとより良いです。
話が続かなくても大丈夫です。一問一答で終わってしまっても構いません。
そのときそのときになにをどれだけ話したかよりも、コミュニケーションを続けていること自体が重要です。
毎日でなくてもいいので、パタッと途切れてしまわないようにしてみてください。
これらを続けていくと、相手のあなたに対しての親密さが深まります。
お互いに遠慮していると進展しませんが、どちらかがきっかけを作るだけで仲は深まります。
きっかけだけなら、そのきっかけはあなた自身が作ってしまいましょう。
仕事仲間と仲良くするべきかどうか?
結論から言うと、仲良くしておいたほうがいいです。
別にプライベートでも仲良くするとかいう必要はなにもありません。
ですが仕事をしていくう上で必ず関わっていかなければならない人たち、コミュニケーションは取らなければならない人たちです。
ただの仕事上の関係なのですが、例えば同じミスをしたにしても、距離が近い人と遠い人では向こうの接し方も変わってきます。
入りたてで一番距離が遠いときなどは、慣れてくれば「しょうがないよ」と声をかけてくれるところ、冷たい言い方で注意をされたりするものです。
ミスを防止するにはどうすればいいかのアドバイスを求めたとしたって、距離が近いときのほうが優しく丁寧に教えてもらえるというものです。
これはあなたと相手の立場が逆だとしても同じことだと分かるでしょう?(本当は平等にしなきゃいけないんですが)
日ごろから仲良くしておくことでそういった無用なストレスを減らせたり、自分が楽しい気持ちで仕事できたりすると考えたら、仲良くするほうが自分にとって得だと思いませんか?
まとめ
ひとつだけ申し上げておきたいのは、相手にアプローチをすること自体がストレスになったり大きな負担になったりする場合、無理に進めることは禁物です。
無理をして心にダメージを受けたのでは元も子もないですから。
常に自分と相談しながら、自分のペースで進めてみたり控えてみたりしてくださいね。