会社からの要望で衛生管理者免許を取得するように言われてたものの、
「え?免許取るって・・・どうやって?」「申し込みとかどうすればいいの?」「試験の場所とか時間は?」
・・・など、いろいろと分からない部分が多いかたは結構いらっしゃるのではないかと思います。
そこで今回は、第一種衛生管理者免許を取得済みの私がこれらの疑問をひとつひとつ解決していきたいと思いますので参考になさってみてください。
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衛生管理者試験を受けるために必要なもの
- 高校や大学の卒業証明書(もしくは卒業証書の写し)
- 証明写真30mm×24mm(受験申請時と免許申請時で都合2枚必要)
- 試験手数料の6800円
- 受験申請書
- 振替払込受付証明書(お客さま用)
- 事業者証明書
1~3はご自分で用意するものになります。
自分で用意するもののうち、一番時間がかかると思われるのが卒業証明書なので、早めに卒業した学校に連絡して卒業証明書を申請しておいたほうがいいでしょう。数百円程度の手数料もかかります。
卒業証書(卒業式でもらうやつですね)の写しでも可ですが事業所の証明も必要で、要するにちょっと手間がかかるので、素直に卒業証明書を申請したほうが早く済むでしょう。
4~6は「免許試験受験申請書とその作り方」の書類にまとめて入っているものですので、申請書をもらってからでないと動けません。
(事業者証明書は安全衛生技術試験協会のホームページからプリントアウトすることもできます。)
ということで卒業証明書と受験申請書は早めに申請しましょう。また、事業者証明書の提出がある場合は本人確認証明書は必要ありません(事業者証明書で本人確認を行うため)。
受験申請書の入手方法
大きく分けてふたつの方法があります。
- 各センターか協会本部に申請書の郵送をお願いする
- 各センターか協会本部に自分で取りにいく
各センターというのは試験場にもなっている「安全衛生技術センター」のことで拠点は国内に7つあります。
協会本部というのは労働安全衛生法に基づく免許試験を実施する公益法人「安全衛生技術試験協会」の本部です。
所在地はそれぞれ東京、北海道、宮城、千葉、愛知、兵庫、広島、福岡となります。
一番近い試験場に受験申請書を郵送してもらうようにお願いするか、自分で取りにいくかが一番いいと思います。
いずれの場所でも申請書自体は無料で配布していますが、郵送の場合は手数料がかかります。
詳しくは安全衛生技術試験協会のホームページでご確認ください。
ちなみに私の場合は勤め先で用意してくれていたので助かりました。
そういう場合もありますので、お勤めになっている会社に聞いてみてからでもいいかもしれません。
申請書入手後の受験までの流れ
基本的には申請書を含む書類(免許試験受験申請書とその作り方)にもっと詳細な説明がされていますので、流れだけお伝えしておきます。
- 受験申請書に必要事項を記入して所定の場所に証明写真を貼る
- 書類内にある事業者証明書に事業主(勤め先の会社)に必要事項を記入してもらう
- 書類内にある試験手数料の払い込み用紙にて所定の場所で6800円を支払い、そのときに返してもらった「振替払込受付証明書(お客さま用)」を受験申請書の所定の場所に貼る(似たようなものが一緒にくっついているので振替払込受付証明書(お客さま用)のみを確実に貼ってください)
- 同様に事業者証明書と卒業証明書を受験申請書の所定の場所に貼る
- 書類内に宛先の書いてある用紙があるので、必要事項を記入する
- 郵便局にて5を郵送する封筒の表に貼り、1~4で準備したものを簡易書留で郵送する(第一受験希望日の2か月前~14日前の消印有効)
- 郵送後、10日ほどで受験票が届く(10日ほど経っても届かない場合は受験2日前までに申請先のセンターに連絡)
6に関しては郵便局の人にお任せしたほうがいいかもしれません。大きめの封筒があるという人は切手代だけで済みますね。
試験日日程などについて
試験場ごとに開催日や日数が違うので、詳細は安全衛生技術試験協会のホームページでご確認ください。
受験時間については13時30分~16時30分までの3時間です。
試験開始1時間後からは試験が終わり次第任意で退出することもできますよ。
各センターへのアクセスについても安全衛生技術試験協会のホームページに記載されていますのでご参照ください。
まとめ
ちょっと手続きが面倒な感じですが、できるだけ分かりやすくお伝えしました。この資格は一度取得してしまえば更新なしの一生ものになるので、みなさん頑張ってください。
別記事でこんなものも書いていますのでよかったら参考にしてくださいね。