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おすすめの自己啓発本【心が疲れたときに読む発想転換術】

2021-01-17

現代人は常に「誰か」と向き合っています。

TwitterやInstagramを使うことで不特定多数と向き合い。学校や職場で人に向き合い。自分自身の心と向き合い。

SNSで既読スルーされ、学校や職場で人とうまく折り合いがつかず、なにかいけないことでもしたかと悩み、そんな自分がイヤになり。

ほんのささいなことで気分は落ち込み、立て直すのが大変。断ち切ろうとしてもどこかで必ず人とつながっている。

現代社会は「心をすりへらす時代」と言ってもいいかもしれません。

そんな社会の中でも、心をすりへらすことなく過ごしていくための発想転換術の数々があったとしたら、知りたくないですか?

私が今回紹介するのは、そんな疲れきった心を立て直し、またふたたび同じことにならないようにするための本です。

この本を有効活用できれば、誰もが心に重い荷物を持たずに、今より楽に生きていくことができます。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。

作品のタイトルを見て、思わず面白そうだなと心を惹かれました。

「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」それがタイトルでした。

Jamさん著、監修に心理学にくわしい名越康文さんを招いて完成した作品です。

発売から2年あまり経っているにも関わらず、現在もまだまだ活用できる内容となっています。

著書の内容

著書の中では大きく「SNS」「人間関係」「職場」「自分」にジャンル分けされた、ぜんぶで64のモヤモヤ(悩み)の解消法をひとつずつ提案していく形です。

このモヤモヤの多くは、著者が自分の今までの経験の中で日常的に思ってきたことを取り上げています。

つまり、私たちも思わず「あるある!」とうなずいてしまうような身近なヒトコマを切り取っているのです。

例えば、

  • 友人の意味深な投稿が、自分への悪口だと感じる
  • 嫌な人のことをずっと考えてしまう
  • 仕事ができない自分にへこむ

こんな誰にでもよくある内容について、発想の転換をもちいて「自分の心を守る」ための方法が分かりやすく書いてあります。

また、この本には「パフェネコ」というかわいらしいキャラクターが出てきて、4コマ漫画じたてで作られていたりもするのです。

このあたりは10代やそれより低い年齢の人たちも楽しんで読み進められるような工夫がされています。

読後の感想

前述したとおり、誰もが感じたことのある身近なモヤモヤ(悩み)を、発想の転換によって解消するのがテーマとなっている本です。

「発想の転換」ですから、「ああ、こういうふうに考えればいいんだ」とか、「心が軽くなった」などの読者レビューも見受けられます。

しかし中にはこう考える人もいるでしょう。

「その発想転換をするのが難しいんだ。一度ついたネガティブなイメージをすべて払えるようなメンタルがある人だけがうまくいくんだろう」

たしかに。それも一理あるかもしれません。

ですが、著者のJamさんはみなさんが感じたような場面をいくつも経験して、どうしたら心を疲れさせないで済むかを考えてきた人です。

つまりJamさんは誰よりもみなさんの心に寄りそえる人。だから本文中にも厳しい言葉はほとんど使っていません。

「こうしろ」というよりは「こういう考え方もあるよ」「こうしたら少し心が軽くなるよ」。こんな感じの「さとすような語り口」で書かれています。

仮に提案どおりに実行できなかったとしても、またそこで落ち込んだり自分を責めたりする必要なんかない。

それは、心がつらいときに読み返すだけで心が洗われるような、ほんの一瞬だけでも気持ちが晴れるような。

そんな優しい言葉やハッとするおどろきの発見が散りばめられているから。

考え方を変化させるのが難しいなら、この本をいつでも手に取れる場所に置いておいて、聖書のような「心のよりどころ」にしてしまうのもまたひとつの方法だと思っています。

発想を転換させるのも、つらいときにこの本に目を通して気を楽にするのも、自分の心が疲れてしまわないための方法であることに違いはありません。

ストレスを感じたときには、休暇を取ったり好きなことをしたりしてリフレッシュするのと同じ。

発想の転換も、心のよりどころを作って頼るのも、同じリフレッシュなんですよ。

自分に合った方法を使えばいいんです。

いろいろなタイプの人がいろいろな想いを持ってこの本を手にするのでしょうが、読んだ誰もが心を軽く楽にすることができると確信しています。

下記から本を買うことができます。

さらに、なんか続編も出てますね。続編にも興味があるという人はこちらから買うことができます。

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まとめ

さらに、私が書いた記事で気持ちを楽にするためのものもあります。合わせて読んでみてくださいね。

自分が嫌われてる気がするときに読む処方せん【あなたが救うあなた】

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